089232 ランダム
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七宝519の好きなMONO!

+傷付いた天使+

ずっと好きだった
あの街角で 君が恋人に手を振って 笑っていたあの日からずっと
時々見かけるだけだったのに 僕の店に来た時は 本当驚いたよ

いつも来る時は1人じゃなかったけど 笑ってる君を見れるだけで幸せだった

なのに あの雨の日 駅前の時計の下で泣いてた君
伝言板には”ごめん”の文字
君から笑顔を奪ってしまう この言葉が憎かった そして
それほど君が愛していた恋人が うらやましくもあった

何もできなくて ただ見ていたよ
本当は今すぐ抱きしめて 僕のものにしたいけど
君は僕を知らなくて 僕の気持ちも知らなくて それがとても悲しかったから
今は遠くから ただ見つめてる

雨が上がる頃 君の涙も止まった
白いチョークを手にした君が書いた文字 ”ありがとう”
走りだした君 水溜りを飛び越える姿 愛しい
君は僕の横をかけていった 僕に気付くこともなく・・・
声をかければ良かったかな? でも きっとこれでいいんだよね?

君を忘れる為に 遠い街に行ってみた
だけどやっぱり恋しくて 遊びに来てしまう 懐かしい街に
帰りのバスを待つ僕の横 君が偶然並んでる

「最近お店に出てませんね?」

僕は天に昇った    


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